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SIREN 羽生蛇村が受けた呪いについて

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どうあがいても絶望な状況(難易度も)を誇るPS2専用ホラーゲーム

SIREN

非常に深く考え抜かれた設定が複雑に絡み合った作品であり、ただゲームをクリアするだけではすべての謎を理解できないほどの設定を持ちます。

今回は、作中の主要敵キャラクター、羽生蛇村に課せられた呪いについて解説します。

簡単に言うと

  1. 神様が地上に落ちてきた。
  2. 飢饉だった村人は飢えに耐えかねて神様を食べた。
  3. 村はさらに偉い神様にすごく怒られて永遠にループする呪いをかけられた。

詳しく解説

1300年以上昔、のちに羽生蛇村となる一帯は飢饉に悩まされていました。食べる物もなく、村人は飢えにより日々続々と命を落としていく地獄のような状況でした。

そんなある日、空から神の一種である「堕辰子」が村に落ちてきました。そこに居合わせた八尾比沙子を含む数名の村人は、飢えのあまり息のあった神様を生きたまま食べてしまいます。堕辰子は絶命の瞬間、サイレンじみた断末魔を上げます。

堕辰子を食べたことが更に上位の神々に知れ渡り、人間ごときが下位とはいえ神を喰らったことに激しく怒り、村に呪いをかけます。ちなみに、この上位の神は堕辰子のことを大切に思っていたから怒ったというわけではなく、堕辰子に対しても人間に対する興味関心と同程度に特に注意を払わない下位の存在として認識していたとされています。

つまり人間に堕辰子を食べられたから怒ったというよりも、身分を弁えない人間に対する怒りだったとされています。

その結果、身重だった八尾以外の村人はその場で死亡しましたが、彼女は完全な不老不死の呪いを受け、村は輪廻の輪に閉ざされてしまう呪いをかけられてしまいました。因果律が固定され、羽生蛇村と村人たちはある時点を起点にしてウロボロスの輪ができてしまい、決して解かれることのないループの中に囚われてしまったのです。

具体的な現象

呪いにより以下の現象が起こりました。

1300年前に八尾比沙子以外の村人が死亡(のちの羽生蛇村の村人は八尾比沙子の子孫が大多数を占めます)。

八尾比沙子が不老不死となり、直系の娘は不死(不老ではないので肉体は朽ちるが死ぬことはない)となる。

因果律の固定により、規定外の行動とその結果は時間の巻き戻りという現象で修正される(メタ的に言えば終了条件1は因果律に沿わない不正な行動で、終了条件2を達成するまで時間が巻き戻り続ける)。

神の実を返す儀式に失敗すると村全域が異界に取り込まれる。

須田恭也により堕辰子の復活は失敗に終わるが、その結果によって過去に儀式を執り行うことができる条件が満たされる。

神の実を返すことで呪いは許されるのか。

結論から言うと永遠に許されることのない呪いです。

そもそも呪いによって因果律は固定されており、堕辰子を完全に復活させることはできなくなっています。

具体的には以下の流れ以外は作中世界に存在しません。

神代美耶子が堕辰子の像の首を破損させる。

儀式は失敗し村が異界に取り込まれる。

赤い海から堕辰子の首が流れ着き八尾比沙子によって儀式が再開される。

美耶子を実に捧げるが須田に血液を分けていたため不完全な血となっており、堕辰子の復活に失敗する。

日の光に充てられた不完全体は「いんふぇるの」に逃げ込む。

「いんふぇるの」にて比沙子が自らを実に捧げて堕辰子は完全に復活する。

須田が堕辰子を断頭して倒すが、その首を持って比沙子は時空の裂け目に落ちていく。

村および屍人は須田によって滅ぼされるが、比沙子は時空を遡り美耶子に破壊された像の首を届ける役目を担う。

3につながる。

比沙子が長年にわたって行ってきた食材の儀式は全て彼女の思い込みによって執り行われており、儀式を完遂すれば許されるといったご神託があったわけでもありません。

1300年に渡る呪いを解除する試みの中で「儀式をしたら許されるかも」が「許されるに違いない」に変わり、「もっと実を捧げないと」と過激になっていったのです。

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