各編のあらすじ
ひぐらしワールドは編毎に話が区切られており、概ね主役的キャラクターの死によって締め括られます。
そして次の編では時間が巻き戻ったかのように何事もない平和な日常が描かれます。
それぞれの編では「ひぐらしのなく頃に」の世界で何が起きているのかが分かるように構成されており、順に解明されていく謎を組み合わせて考察を楽しめました。
これから各編で何が起きたのか、あらすじをまとめます。
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出題編『ひぐらしのなく頃に』
鬼隠し編
前原圭一の主観で物語が進み、雛見沢での生活および周辺人物の基本的な情報を得られます。
第一話に該当し、読者に対するチュートリアルストーリーでもあり、話の規模も他編に比べて小規模です。なお、鬼隠し編で知ることのできる情報は以降の編では読者は知っている前提で話が進みます。
親戚の葬式で東京に行っていた圭一が雛見沢へ帰ってくるところから物語はスタートします。圭一は元は東京の住民でしたが約一ヶ月前に雛見沢に引っ越してきた少年です。
転校生の彼を村の面々は快く受け入れ、同じ分校に通う生徒とも交友関係を築きます。特に竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花の4人の少女とは仲良くなり、魅音の主宰する「部活」と呼ばれるグループに招かれるほどになります。
順風満帆な生活を送る圭一ですが、ほんの些細なキッカケから「雛見沢連続怪死事件(オヤシロ様の祟り)」や「ダム戦争」など村の暗い歴史を知り、レナや魅音を信じられなくなります。
その結果、凄惨な最期へと突き進むことになるのです。
この編では以下の情報を知ることができます。
- 雛見沢はかつて国の計画によりダムの底に沈むことになっていたが大規模な反対運動でこれを阻止した。
- 雛見沢では4年前から「綿流しのお祭り」の日の前後に1人が死に1人が行方不明になる怪死事件が連続して起きている。
- 「オヤシロさま」と呼ばれる神を信仰する宗教が根付いている。
- 喉を自ら掻きむしって死に至る現象がある。
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綿流し編
前原圭一の主観で物語が進み、雛見沢を牛耳る御三家とその筆頭「園崎家」の情報と雛見沢の暗部の情報を得られます。
鬼隠し編に比べて話の規模は大きくなり重要な関係者も増えます。また、圭一の友人である園崎魅音が背負っているお家事情、それに絡み双子の妹、詩音の存在が提示されます。
圭一と詩音は好奇心からオヤシロ様信仰の重要な施設である「祭具殿」に忍び込みますが、それは雛見沢では最大とも言えるほどの禁忌だったのです。
そこを起点に彼らの平和な生活は悲惨な最期に向かって転げ落ちていきます。魅音の手により部活メンバーの大半が死亡し、その他多くの人物も死亡したり失踪したりします。
この編では以下の情報を知ることができます。
- 魅音の実家は村を牛耳る御三家の筆頭で、魅音はその時期当主である。
- 魅音には双子の妹の詩音がおり、彼女らは髪型を合わせると親ですら見分けが付かないほどに似ている。
- 綿流しは本来「腸(ワタ)流し」と書き、文字通り生贄のハラワタを川に流してオヤシロ様への貢物としていた。
- 「祭具殿」には生贄や村の掟を破った人間に苦しみを与えて殺害するための拷問器具が安置されている。
- 雛見沢連続怪死事件は村に不都合な人間ばかりが犠牲になっており何らかの一貫した意図が見受けられる。
祟殺し編
前原圭一の視点で物語は進み、ダム戦争時の出来事とダム計画に反対しなかった北条家の境遇を知ることができます。
沙都子は両親が死亡しており、同じく孤児の古手梨花と神社の資材倉庫を改装した小屋で同居生活をしていました。
沙都子はダム計画に反対しなかった両親のせいで今でも村八分的な扱いを受けている上、実兄まで失踪してしまっているのです。
圭一はその境遇を知りつつも、弱音を吐かず健気に生活している沙都子の兄代わりになれるよう尽くし、2人の間には信頼関係が築かれていきます。
しかし、沙都子の叔父である北条鉄平が雛見沢に帰ってきたことから事態は一変します。
鉄平は筋金入りのチンピラで、自分の愛人を使った美人局や恐喝などで生計を立てる犯罪者です。今回の世界では愛人が園崎組の金に手を付けた報いで殺害されたため、棲家を求めて兄夫婦の家(沙都子の実家)を訪れたのでした。
そして叔父による虐待に塗れた生活が始まり、沙都子の精神はどんどん追い詰められていきます。それを何とかしたい一心で、圭一は最悪ともいえる手段を講じ、それを手助けしたい仲間たちの行いにより新たな疑心暗鬼の惨劇に繋がるのです。
さらに、今まで語られなかった巨大な陰謀の片鱗が初めて描かれます。
この編では以下の情報を知ることができます。
- 雛見沢における北条家の扱い。
- 沙都子の両親および叔母、実兄が3年目と4年目のオヤシロ様の祟りにより死亡、失踪。
- 古手梨花の他殺事件。
- 雛見沢大災害の発生。
暇潰し編
赤坂衛の視点で物語は進みます。ここにきて主役が変わり、初登場の人物となります。
舞台は5年前の昭和53年。赤坂は出産間近の妻を持つ警視庁の若手刑事でした。昭和53年といえば雛見沢がダムに沈む工事の真っ最中であり、大規模な反対運動が起こっています。
なぜ雛見沢に警視庁(東京)の刑事が来たのかというと、建設省の大臣の孫が誘拐され、雛見沢でのダム反対運動に関連している可能性があるとの情報のためでした。
赤坂は雛見沢を所轄とする大石の協力を得ながら旅行者を装い内偵捜査を続けていたところ、古手梨花と出会います。
御三家の古手家の一人娘である梨花と親交を深めていく赤坂ですが、やがて梨花からこれから起こる連続怪死事件「オヤシロ様の祟り」の詳細を予言し始めました。最後の締めくくりは5年後の昭和58年には自分が殺されるという、助けを求める内容でした。
その後、大臣の孫を発見し誘拐犯との乱闘で銃撃を受けて負傷しますが、何とか救出に成功した赤坂が東京で出産に備えて入院している病院に電話をすると、妻は階段で足を滑らせて転落し亡くなったことを知ります。
大急ぎで東京に戻った赤坂は、妻が命を賭して守った娘を男手一つで育てることになります。
月日は経ち5年後。公安部に所属するベテランになっていた赤坂は、テレビのニュースで雛見沢がガス流出災害により全滅したことを知ります。
これにより梨花の予言を思い出した赤坂は、当時世話になった刑事である大石と再開し、連続怪死事件が本当に起こったこと、雛見沢大災害の不審な点があることを伝えられます。
2人は雛見沢で起きたことを風化させないため、そして誰かが一連の事件を解き明かしてくれることを願って、雛見沢連続怪死事件と大災害についての情報をまとめた書籍を発表するのでした。
この編では以下の情報を知ることができます。
- 昭和53年の雛見沢の様子。
- ダム開発を妨害した誘拐事件。
- 古手梨花が後年の連続怪死事件を自身の死で締め括られるまで予言する。
解答編『ひぐらしのなく頃に解』
目明し編
園崎詩音の視点で物語は進みます。「綿流し編」に対する解答編となり、1年前の昭和57年に起きた4年目のオヤシロ様の祟りの描写、および「綿流し編」と非常に酷似した流れとなる昭和58年の世界を別の視点で種明かしする物語です。
昭和57年に沙都子の兄である悟史と詩音は出会います。悟史と親交を深めた詩音はやがて淡い恋心を持ちますが、4年目の祟りで悟史は失踪してしまいます。詩音は魅音に園崎家が事件に関与しているのではないかと問い詰めますが、関係ないとの回答をもらい信じることにしました。
しかしその1年後、綿流し編同様に世界は進んで圭一と出会いますが、姉の魅音が圭一に恋をしていることを知ると、自身の恋心と悟史の失踪に園崎家が絡んでいるとの疑いを思い出してしまいます。
一旦は園崎家は関係ないと信じたい詩音ですが、やがてそれが嘘であると確信するようになります。そこで祭具殿に圭一と忍び込むことで園崎家の暗殺者を誘き出し、尚且つ魅音にも自分と同じように好きな人を失う苦しみを味わせようとします。
しかし、なかなか尻尾を出さない敵に剛を煮やした詩音は、魅音を地下に監禁して彼女に成り変わり、御三家の面々を直接拷問の末に殺害し、悟史の負担となっていた沙都子をもナイフで滅多刺しにして殺害するまで暴走します。
しかし、連続怪死事件に御三家はおろか村は関わっておらず、全てが詩音の勘違いと思い込みによるものだったのです。
それを知りつつも暴走の止まらない詩音は、魅音を殺害して対外的には詩音として警察に保護されます。その後は綿流し編と同様の結末に繋がっていきます。
この編では以下の情報を知ることができます。
- 雛見沢連続怪死事件は園崎家をはじめとした御三家、および雛見沢村は関与していない。
- 綿流し編の圭一視点だと魅音が犯人で詩音が被害者だったが、視点を変えることで物語の真相は全く異なる。
罪滅し編
竜宮レナの視点で物語は進みます。「鬼隠し編」に対する解答編となり、圭一ではなくレナが疑心暗鬼に囚われます。
レナの両親は母親の浮気から離婚しており、父子家庭として生活していました。父親は離婚のショックから立ち直れず、水商売の女性である間宮リナと祟殺し編に登場した北条鉄平によって美人局を仕掛けられています。
家の資産を奪われつつある状況で、レナは鉄平とリナを殺害することによって元の穏やかな生活を取り戻そうとします。しかし、遺体の解体現場を圭一たち部活メンバーに目撃されてしまいますが、彼らは仲間としてレナの罪を一緒に背負うことを決意します。
一旦は平穏な生活を取り戻しますが、遺体が気になるレナは隠し場所を確認してしまいます。そこには遺体はありませんでした。
実は遺体の隠し場所の山にて開発計画があり、発覚を恐れた魅音によって別の場所に移されていたのですが、それを黙って行ったことによってレナの疑心暗鬼に火をつけてしまいます。
また、診療所の看護婦でオカルトマニアの「鷹野三四」により、雛見沢には過去に宇宙人が来訪し、園崎家として君臨、村人を支配するために寄生虫をばら撒き、都合の悪い人間を消して成り代わっているいうホラ話を仕込まれてしまいます。鷹野はそういう三文小説的な自説を披露して子供を怖がらせる困った趣味を持っていました。
結果、レナは完全に園崎家が村を乗っ取ろうとする宇宙人の手先であることを信じ込み、警察も巻き込み、学校の占拠という大きな事件を起こすことになります。
しかし、ここで初めて圭一は過去の世界の記憶を断片的に思い出し、命懸けで説得して正気を取り戻させることに成功します。
こうして部活メンバーによる殺人は回避されましたが、その後に古手梨花が何者かに殺害され雛見沢大災害が起こり村は全滅することになるのでした。
この編では以下の情報を知ることができます。
- 村を離れることでオヤシロ様に祟られ付き纏われる。
- 過去の世界の記憶を断片的に思い出すことがある。
- 古手梨花は自身の死を起点に時間を遡りやり直しをしており、過去の世界の完全な記憶を保持している。
- 梨花はレナの疑心暗鬼を治療できると思われる薬を所持している。
皆殺し編
「祟殺し編」に対する解答編となり、この編では部活メンバーの引き起こす惨劇および雛見沢大災害の真相が明かされます。また、梨花だけに存在が知覚できる「オヤシロ様」そのものである「羽入」というキャラクターが、初めて明確に登場すします。
梨花は時間の巻き戻し能力により過去の編の記憶を保持していますが、他の人物も朧げながら無意識下に過去の過ちの記憶が刷り込まれていることが分かります。
部活メンバーはより深く仲間を信頼し、普段は険悪な仲になりがちな大石とも有効的に接するに至ります。さらに暇潰し編に登場した赤坂まで雛見沢を訪れるという最高とも言える条件が重なります。
さらに、梨花は雛見沢の風土病である「雛見沢症候群」の研究に協力しています。雛見沢症候群は疑心暗鬼に囚われやすくなる精神疾患を引き起こす寄生虫によるもので、症状が進行すると現実が正しく認識できなくなって錯乱状態に陥り、最終的にはリンパ節の異常な痒みを覚え、結果として首などをかきむしてって失血ししてしまう恐ろしい病です。
その研究機関は国から極秘に派遣された「入江機関」が担っており、村においては入江診療所を隠れ蓑として活動しています。雛見沢症候群において梨花は最重要人物であり警護及び各種工作活動のために陸上自衛隊の特殊部隊「山狗」まで配備されていることが明かされます。
彼らの助けにより自らの死の運命を今度こそ打ち破れると思ったの束の間、場をかき乱すことで有名な北条鉄平が祟殺し編同様に雛見沢に帰省し沙都子を無理矢理連れ去ります。
入江機関に解決を依頼するも山狗は表立って活動できないため児童相談所を通すといった通常の対策を取るしか無くなりました。
また、赤坂も家族旅行のために一時的に立ち寄っただけであり雛見沢から離れてしまっていました。
鉄平の登場により沙都子がボロボロにされることを過去の世界で幾度となく体験してきた梨花は、今回もどうせダメだと諦め、この世界は自分が殺されるまでの消化試合だと不貞腐れてしまいます。
祟殺し編の圭一と同じように詩音が鉄平の殺害を決意しますが、過去の過ちの記憶を朧げに持つ圭一たちによって止められます。
彼らは問題解決にあたっては仲間全員の協力が不可欠なことを無意識に理解しており、部活メンバーや学校の生徒教員をはじめ村全員を巻き込んで児童相談所へ働きかけようとします。
しかし、沙都子が北条家の娘であり園崎家から毛嫌いされていることから、村を挙げての抗議活動には難色を示されてしまいました。
ならばと圭一は御三家及びそのトップである園崎家に直談判し、獅子奮迅の大立ち回りの末に村に残る因習すらも打ち破ります。
その姿を見た梨花は「諦めたくない」と立ち上がり、児童相談所の保護を拒絶する沙都子を説得することに成功します。
結果、鉄平は逮捕され誰一人惨劇を引き起こしていない状態で何の疑念もない綿流しのお祭りを楽しむことができました。
しかし、梨花の死は部活メンバーの惨劇とは関係なく起こることは知っており、自らの死を避けるための方策を取ります。
まず入江機関に打診し、所長の入江京介および実質No.1の鷹野三四に「自分を殺そうとしている人がいる気がする」と打ち明け警護レベルの引き上げを依頼します。
それを受けて山狗の警護体制が最上級に引き上げられますが、実は梨花の命を狙っていたのは鷹野と山狗たちだったのです。
山狗は梨花の警護に当たっていた警官を殺害し襲いかかってきますが、間一髪で部活メンバーが助けに入ります。
なんとか村外へ脱出しようというその時、鷹野の放った銃弾により次々部活メンバーは射殺されていきます。梨花も鷹野が犯人だという記憶を確実に引き継ぐために腹を割かれて死ぬ瞬間まで彼女を睨みつけていました。
梨花を殺害した後に、鷹野と山狗は雛見沢に戻ります。梨花の死をきっかけに山狗以外の自衛隊の特殊部隊が現地入りしています。
そして村人に「火山性ガスが発生しているので避難してください」と災害派遣を装って活動します。それぞれの避難場所に集められた村人に向けて毒ガスが散布され次々と皆殺しに遭います。
鷹野は指揮車から指示を出しながら、自らがオヤシロ様として君臨したと宣言して高笑いをあげて幕を閉じます。
この編では以下の情報を知ることができます。
- 羽入というオヤシロ様が実在している。
- 沙都子は雛見沢症候群を発症している。
- 惨劇を回避するには仲間との信頼関係と協力による正攻法が必要。
- 雛見沢症候群という公にされていない寄生虫由来の風土病がある。
- 病気の研究のために秘密組織が現地入りしている。
- 雛見沢大災害は人為的に起こされた大量殺人。
- 梨花の命を狙っているのは守っていたはずの鷹野一味。
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祭囃し編
全ての物語の決着をつける物語です。3部構成であり、前作で突破口を得た梨花が、今度こそ惨劇の運命を打ち破ろうと鷹野三四に挑む熱い戦いが繰り広げられます。
第一部として鷹野三四の生い立ちが明かされます。なぜ彼女が梨花を、雛見沢の住民全てを抹殺するに至ったのかの源流が描かれます。
鷹野は両親を失い劣悪な児童保護施設に収容されます。その状況から助けてくれた両親の友人である「高野一二三」を第二の祖父として慕います。
一二三は雛見沢症候群の第一発見者で存在を論文として発表していましたが、なかなか認められませんでした。学会からは蔑ろにされ、失意のまま自殺を遂げてしまいます。
鷹野は一二三の意志を継ぎ、雛見沢症候群の存在を公に認めさせるために行動することを決意します。
第二部では雛見沢の因習とそれぞれの登場人物の過去にフォーカスが当てられます。なぜそれぞれのキャラクターが過去の編であのような動きをしたのかが分かります。
そして鷹野の努力により入江機関が発足し、真の黒幕ともいえる政治結社「東京」の存在が明かされます。
雛見沢の人々は、彼らの預かり知らぬところで利権に基づいた陰謀に巻き込まれていたことが判明します。
そして雛見沢症候群の最大の脅威ともいえる「女王感染者=梨花」の死により雛見沢住民全員が急性発症するという仮説も示されます。
第三部で、ついに鷹野たちとの直接対決が描かれます。皆殺し編で体を切り刻まれる苦痛に耐えたにも関わらず梨花は記憶の引き継ぎに失敗しました。
かろうじて思い出した羽入により鷹野が犯人だという情報を得ますが、なぜ鷹野が自分を殺すのかまでは分かりませんでした。
仲間を信じることの大切さを知った梨花は、小説の設定だと偽り自らが置かれている状況について部活メンバーに相談しました。するとあっさりと解決策が分かります。
「東京」において勢力図の変動があり、雛見沢症候群の研究打ち切りが決定されます。鷹野にとって完全解明が出来ていない状況での打ち切りは祖父の悲願を達成できないことと同義です。
そこで更に東京での勢力を伸ばしたい派閥の工作員が鷹野に接触します。雛見沢症候群を認めさせるために意図的に梨花を殺害し、急性発症の被害を提言するために滅菌作戦を意図的に発動させることを示唆するのです。
ここからは物語を大団円に向かわせるために部活メンバーの戦いが始まります。
まとめ
「ひぐらしのなく頃に」という作品は残虐な描写が目立ちますが、一貫して仲間との協力、正攻法による事態の解決をテーマとしています。
それに向かって試行錯誤する作品です。
本作では複雑に絡み合う群像劇と巧妙に配置された伏線により描かれる作品です。
この記事が理解の一助になれば幸いです。
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