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【考察】アビスの正体、上昇負荷とは、奈落の底には何があるのか【メイドインアビス】

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引用元:メイドインアビス 1巻より
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可愛らしい絵柄に反して極めてストイックな世界観が描かれる

メイドインアビス


単なるギャップだけのイロモノ作品ではなく、人気が出る理由がしっかりとしています。

メイドインアビスの何が面白いのかの考察については下記記事をご覧ください。


今回は、作中で最も重要な要素である謎の大穴「アビス」について、

アビスの成り立ち、奈落の底には何があるのか、上昇負荷とは、なぜ潜るのかについて、妄想混じりの考察をしていきます。


アニメでも上昇負荷は細かく描写されています

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ご意見ご感想は Twitter:@tanshilog まで頂けますとうれしいです。


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アビスとは?

引用元:メイドインアビス 1巻より


作中世界のとある孤島に発見された正体不明の大穴を「アビス」と呼称しています。

開口部の直径が1,000メートルを超える非常に大きな穴で、深さについては不明です。

しかし、少なくとも20,000メートル以上の深さに深界極点(奈落の底)という名称がついていますので、ここまでの深さがあることは間違いありません。


穴の中は広大な土地が多層構造的に広がっており、層によっては地上の開口部よりもはるかに広い、というよりも穴のある孤島より広大な面積を誇ります。


穴内部では独自の生態系が構築されており、地上とは一線を画す危険かつ特殊なものです。


最大の特徴として、アビス内を登る(Y座標が大きくなる)際に発生する原因不明の肉体的精神的な負荷が発生することです。


この現象は上昇負荷(アビスの呪い)と呼称されています。


各階層と上昇負荷の関係

深界一層:アビスの淵
0~1,350m。上昇負荷は軽い目眩と吐き気。 

深界二層:誘いの森
1,350~2,600m。上昇負荷は重い吐き気と頭痛、末端の痺れ。 

深界三層:大断層
2,600~7,000m。上昇負荷は二層に加え、平衡感覚に異常をきたし、幻覚や幻聴を見る。 

深界四層:巨人の盃
7,000~12,000m。上昇負荷は全身に走る激痛と、身体中の穴からの流血。 

深界五層:なきがらの海
12,000~13,000m。上昇負荷は全感覚の喪失と、それに伴う意識混濁、自傷行為。 

深界六層:還らずの都
13,000~15,500m。上昇負荷は人間性の喪失、もしくは死。 

深界七層:最果ての渦
15500mより。上昇負荷は確実な死。


考察

現時点(2023年1月)で発刊されている単行本11巻までで読み取ることのできた情報を元に考察しています。

ほとんどが妄想が入り混じった根拠のないものですが、こんな考えもあるのかと思っていただけると幸いです。

他のご意見がありましたら、是非コメントやツイッターで教えてください。


大穴としてのアビス

とある孤島に存在する正体不明の大穴。

これがアビスの概要を簡単に示す描写になります。


しかし、私はアビスは穴ではなく継ぎ目だと考えています。


つまり、大地に穿たれた穴ではなく、新たな層が地上を覆うことによって出来る継ぎ目が残され、結果として穴状の凹みができているということです。


遺物

作中の現生人類の技術では解明できない特殊な能力を持った人工物が遺物です。

思考を読み取り形状を変化させる万能工具や、体に打ち込むことで千人力になる楔、死者を蘇生させる「呪いよけの籠」など、その他様々なアイテムが存在しています。


これらは、アビス内に放置されており、回収することで誰でも使用することが可能です。

つまり、出自としては誰もが使える一般的な道具だったということです。


アビス内では「なれはて村」を除いて人間が文化的に生活をする集落や町は存在しません。

つまり、遺物を使用していた人間はすでに残っていないということです。


現生人類には行き過ぎた技術である、とも読み取れます。


上昇負荷

引用元:メイドインアビス 1巻より

アビスの探索を阻む最大の要因なのが、上昇負荷(アビスの呪い)です。

穴を降りる分には何も起こらないものの、一度降りた高度から数メートルも上に移動すると発生する原因不明の現象です。


それぞれの階層で起こる症状は上記の通りですが、これを回避する方法は黎明卿ボンドルドが開発した胸糞アイテム「カートリッジ」の使用以外には示されていません。

事実上、ほぼ全ての人間(その他の生物)に発生する避けられない負の現象です。


こちらに関しては、ある種のセキュリティシステムであると考えています。


つまり、アビスを降りたものが地上に戻ることができないようになっているのです。


奈落の底には何があるのか

主人公を含め、多くの探窟家が目指している奈落の底には、

世界を作り直すための遺物があるのではないかと考えています。


何か不都合なことが起きた際に、今ある世界(地上)を無かったことにし、新しく始めるための「やり直し機」です。


多くの人間が死んでしまったり、生態系がおかしくなってしまった際に発動していると考えています。


作動することにより、地表は生物や文明を巻き込んで新しい層で埋められ、その継ぎ目として装置の直上にはアビスという大穴が形成されます。

そのため、継ぎ目であるアビス内部には埋め立てられなかった世界の名残として、作中の地上とは異なる生態系をもち、高度に発展した技術により製作された遺物が残されているのです。


アビスの正体についての妄想

上述の考察という名の妄想をまとめると、以下のような世界観ではないかと考えています。


ある時点で、何かしらの理由により、このまま世界を続けることが人間にとって不都合になってしまいました。

当時の人類は、現在の世界を無かったことにし、新しくやり直すことを決めます。

そこで頼るのが「やり直し機」です。


初めにそれを作り出した文明は、現在では奈落の底と呼ばれる場所が惑星の表面だった時代です。


彼らは「やり直し機」をつかい、惑星のほとんど全てを新たな層が埋め尽くすことでリセットし、新たな文明を新しい大地で始めていきます。


「やり直し機」の直上は層で埋められることはなく、ある種の「継ぎ目」として穴が残りました。


しばらくは新たな文明を気付いていきますが、長い年月をかけて、とある時代にまた世界をやり直す必要が出てきました。


そういったことを何度も続けてきたのです。

惑星を覆う層はどんどん分厚くなり、後にアビスと呼ばれる継ぎ目は巨大な穴となっていきます。


世界をやり直す度に、かつての歴史を負の遺産として封じ込め、やがて彼らの子孫の多くは、「前の世界」があったことを完全に忘却することになるでしょう。


大きな穴が残る以上、新しい人類の子孫たちはアビスを「再発見」してしまうのは間違いありません。


アビスの中には、多かれ少なかれ世界をやり直さざるを得なくなった原因が残されています。

それは異常な生態系であったり、危険すぎる遺物だったりするのかもしれません。

それを知らない子孫たちが、そういった危険要素を地上に持ち出してしまうことを「やり直し機」を作った世代の人類は恐れたのです。


アビスは装置の構造上埋めることができません。

また、もし次に「やり直し機」を使う必要に迫られた際に物理的にアクセスできなければ話になりません。


そこで考案されたのが上昇負荷という安全装置です。


穴に潜ることはできても、戻ることができなければいいのです。


また、もし穴に潜ることもできないような機構を搭載してしまうと、やり直し機にたどり着くことができなくなります。


つまり、アビスは基本的に片道切符の旅になるよう人為的に手を加えられていたのです。


最初の人類は、上昇負荷を発生させる「力場」を「やり直し機」を中心に放出するよう設計しました。

アビスの淵にいくほど呪いが和らぐのは、「やり直し機」から距離が離れるからということですね。


地上は新たな文明再建の場なので、範囲外としているのでしょう。


加えて、セットで製作されたのが「星の羅針盤」と「呪いよけの籠」です。


引用元:メイドインアビス 1巻より

「星の羅針盤」は物語冒頭から主人公のリコが所有していた遺物です。

リコは当初アビスを指し続けるコンパスだと考えていましたが、実際には奈落の底を指していました。

つまり、「やり直し機」に到達するための道標ということになります。


引用元:メイドインアビス 2巻より

「呪いよけの籠」は、リコが(死産で)生まれた直後に入れられた遺物であり、

この箱に入れられた死体は蘇生するというとんでもアイテムです。

蘇生した生物はアビスの中心に向かうようになっていることがオーゼンの口から語られます。

ここまでの考察と併せて考えると、「呪いよけの籠」は「やり直し機」を作動させるための作業者を調達するための道具だったと考えられます。


世界をやり直さなければならない状態ということは、おおよそ人口も大きく減っていることが想定されます。

そんななか、死がほぼ確定的な任務に貴重な生存者を送り込むのは効率が悪いと言わざるを得ません。

その点、「呪いよけの籠」は完璧な死者蘇生はできず比較的短期間で再度死亡してしまうものの、やり直し機を作動させる程度の時間は死者を動かすことができます。


つまり、「呪いよけの籠」で蘇生させられた人間は「やり直し機」を動かすための道具でしかないということです。

こう考えると、主人公のリコがアビスの底を目指すのは本能的なものなのかもしれませんね。


まとめ

引用元:メイドインアビス 1巻より

作中では頻繁に2,000年という周期が描写されます。


深層一層に多数眠るお祈りガイコツは2,000年前のものです。

二層と一層の境目には風乗りの風車という4,000年前に作られた上昇気流観測用の風車があります。

ボンドルドのセリフや、単行本11巻ラストのスラージョの発言から「次の2,000年」がこれから訪れるとされています。


つまり、上記考察と合わせると、2,000年おきに世界はやり直されており、その度に層が形成されていると考えることができます。


作中時代の地上では原因不明の病が流行しています。

レグは地上から夥しい量の死者の魂を弔う札が降ってくるのを目撃しています。

アビス内部と地上とでは時間の流れが異なるため、リコたちが冒険している間に地上では何か良からぬことが起きているのかもしれません。

それをなんとかするには、奈落の底に眠る「やり直し機」に力が必要なのかもしれません。


結局のところ、物語が進まない限りはこの考察が正しいのかはわかりません。

多分間違っているでしょう。


それでも、これだけ想像力が刺激されて色々な妄想をさせてくれる作品に出会えて良かったと思っています。

続刊を心待ちにし、ここで記事を締めさせていただきます。

ご意見やご感想がありましたら、コメントやツイッターで教えていただけると嬉しいです。


アニメでも上昇負荷は細かく描写されています

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コメント

  1. ゆのじ より:

    すごく腑に落ちました!!

    • tanshi より:

      コメントありがとうございます。
      何の根拠もない稚拙な考察(妄想)ですが、少しでも面白いと思っていただけたのなら幸いです!

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