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【武器装備】対亜人特選群の解説・考察【正体】

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引用元:「亜人」14巻より
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対亜人特選群は、「亜人」に登場する架空の特殊部隊です。

作中においては、その素性は殆ど明かされず、秘密裏に自衛隊内に結成された「対亜人戦闘に特化した部隊」としか判明していません。


今回は、男心をくすぐるかっこいい特殊部隊

対亜人特選群

について解説・考察します。

引用元:「亜人」14巻より


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「亜人」の概要

引用元:「亜人」 1巻より

作中世界の1990年代に初めて確認された「不死身の人間」を亜人と呼称しています。

全身を押しつぶされようが、頭部を銃で撃たれようが、失血死しようが、何度でも蘇る詳細不明の生物です。

後述の「IBM」を除いて、死なない以外の身体的特徴は通常の人間と同じで、特別頑丈だったり身体の作りが独特なわけでもありません。

怪我をすれば痛みを感じますし、麻酔によって意識も失います。

作中時代においても全世界で47例しか確認できておらず、日本では僅か2例のみが確認されている状況です。

亜人の特性上、外的要因によって死亡・蘇生して初めて亜人であることが分かるため、実際には気付いていないだけで多くの亜人が存在しているものとみられます。

その正体や発生原因など分かっていないことが多く、大半の亜人は研究材料として政府やその他の機関に身柄を狙われます。

良心的な組織であればある程度人道的な扱いを受けられますが、日本政府を始めとした倫理観が欠落した組織に確保されると非人道的な人体実験の被験者や臓器売買に回されることもあります。

死なない人間なのですから利用価値はたくさんあるということですね。


「亜人」の危険性

上述の通り、不死身(というか死亡しても即座に蘇生する)以外は通常の人間と変わりませんが、幾つかの危険性を孕んでいます。


1.不死性

引用元:「亜人」 4巻より

亜人の不死性は、厳密には一度死亡したのちに健康体に再生するというものです。

その再生力はすさまじく、以下のように何としてでも再生・蘇生します。

  1. 頭部への銃撃:損傷した組織の再生および体内に残った弾丸等の異物の分解除去
  2. 身体の切断、欠損:損失した部位の再生。切断された身体の部位が近くにあれば引き寄せて繋がる。距離が離れていれば再生成する。再生に邪魔な物質があれば分解除去する。
  3. 身体の粉砕残存した最大の破片を核に全身の再生を行う。


これらの再生・蘇生を数秒もかからずに行います。

亜人にとっては、死ぬ=リセットであり負傷や激痛が伴うような動作も(本人の意志さえ強ければ)躊躇なく行うことが出来ます。

例えば銃火器で武装された場合は「射殺して解決」という手段が取れず、負傷や麻酔による制圧を目指しますが自殺されることでリセットされ、制圧が非常に困難になります。

とはいえ、超人的な怪力を持っているわけではないため、自殺が出来なかったりして拘束されると無力化することも可能です。


2.IBM(黒い幽霊)

引用元:「亜人」 1巻より

亜人の持つ特殊能力が「IBM粒子」と呼称される未知の物質を生成できることです。

IBMとは「Invisible Black Matter」の略で、不可視の黒い物質という意味を持ちます。

亜人に対する研究が日本より進んでいるアメリカでは存在が確認されており、亜人にのみ視認可能な未知の物質です。

IBMの情報は、その特異性から日本を含めた各国には秘匿されていました。

亜人はIBM粒子を放出することが出来るほか、IBM粒子で構成された「おおむね」人型の実体を生成することもできます。

基本的にはこの人型実体をIBMと呼称します。一部の登場人物は「幽霊」とも呼びます。

構成物質がIBM粒子であるため普通の人間には視認することは出来ませんが、物質であることに変わりはなく、物理的な接触は可能です。

IBMは亜人の体内から出現させられ、概ね発生させた亜人によって遠隔操作が可能で、個体としての戦闘力は高く、鋭い爪を用いた打撃は人間の身体を両断することもできます。

また一部の亜人が放出するIBMは「自走」と呼ばれる自立行動をとることもあり、細かな命令をせずとも完全に独立して行動させられるメリットを持ちます。

IBMの身体的な強度は人間とほとんど変わりませんが、脳のリミッターが外れており最大の力を発揮できるため、超人的な動きが可能とされています。

そのため、しばしば自分の攻撃によって手や足を損壊しているほどです。

また、生命活動を行っているわけではありませんので、銃撃によって人間同様に身体に傷をつけることは出来ますが、活動を停止することはありません。

普通の人間には視認することすらできず、超人的な力を持つIBMは、まさに亜人の切り札と言える存在です。


引用元:「亜人」14巻より

ただし、いかに強力と言えども万能ではありません。

IBMと亜人の意識の接続はある種の電波的信号によって行われており、雨などの水分によって撹拌される特徴を持ち、雨天やスプリンクラーの放水下では上手く操作できないという欠点も存在しています。

多くのIBMは自律行動を取ることはなく、亜人が昏睡するなどして接続が断たれると消滅までその場に立ち尽くすだけの無力な存在になり下がります。

ほかにも、IBM粒子は発生と同時に崩壊が始まっている不安定な物質であり、IBMを維持できる時間も数分程度が殆どなうえ、一日に生成できる回数も1-2回と限られています。

さらに最大の利点ともいえる人間には不可視という特徴も、殺意を向けられた人間には視認可能になるという特性も持っています。


対亜人特選群

引用元:「亜人」 13巻より

上述のような潜在的脅威と言える亜人に対して、武力による対抗を目的に結成された自衛隊内の非公開部隊が「対亜人特選群」です。

自衛隊トップ…の一つ下の統合幕僚副長の指示で組織され、コウマ一等陸佐によって人員の選抜及び訓練がされた特殊部隊ですが、非合法な手段で結成された部隊のようで、彼らの存在を知る面々は佐藤の大暴れっぷりに対しても出動を渋っていました。

引用元:「亜人」13巻より

しかし、佐藤による日本政府への挑戦最終フェイズにて、彼らは表舞台に登場します。

大規模な襲撃を受けた航空自衛隊入間基地に現れ、主人公の亜人である「永井圭」らと行動を共にし、佐藤の確保に当たります。

全身黒づくめ、自衛隊では採用していないはずの装備に身を包み、素顔はフルフェイスのガードで隠されています。

身元を隠した見事な装備ですが、背中にはデカデカと「対亜人特選群」と書かれたワッペン(というより名札)が貼られています。

非合法の組織なのに自ら身分を明かしてどうすんのって感じですが、自衛隊上層部には彼らを実戦投入するつもりが無いという意思が表明されています。

そんな彼らですが、僅か5人という超少数の部隊(自衛隊の区分けでは一個班程度)でありながら、亜人との戦闘に特化した訓練を積んでいるだけあって非常に優秀でした。


装備

引用元:「亜人」13巻より

各国の銃を各々が装備しています。

大きく分けて3パターンに分かれており、内訳は、

  • FN SCAR-H(トリジコンACOG搭載)が2名
  • H&K MP5A5(ホロサイトとマグニファイア搭載)が2名
  • MPS AA-12(32連ドラムマガジン搭載)が1名

長射程大火力のバトルライフル、取り回しの良い近距離戦向きサブマシンガン、面制圧が可能なフルオートショットガンと、多彩な場面で活躍できる装備になっています。


自衛隊では国産の89式や64式小銃が大半で、現実の「特殊作戦群」「特別警備隊」などの特殊部隊がAR-15系列のアサルトライフルを使っている程度です。

そう考えると、各人が任務に特化した銃を持っているという自衛隊とは思えないほど柔軟な運用がされていることが分かります。

しかし、こういう「ぼくのかんがえたさいきょうのじゅう」を各個人が装備すると無視できない問題が発生します。

その問題とは、「弾薬の共有ができない」というものです。

戦闘員はみんなが同じ分だけ発砲するとは限りません。

自分が弾切れになった時、余裕のある味方に弾を融通してもらえるというのは大きなメリットになります。

対亜人特選群の装備では、全隊員で弾薬の共有ができないという大きなデメリットが存在します。

ただし、彼らの任務の性質上、弾の共有よりも特化した性能を持つ銃を各々が携行するメリットの方が大きくなると考えられます。

引用元:「亜人」14巻より

弾薬の共有が必要になるということは、多くの敵に対して大量の弾を消費したということです。

しかし対亜人戦闘に特化した彼らにとって大規模な戦闘が起こる可能性は極めて低いです。

そもそも亜人の数が少ないうえに、亜人が大挙して反乱を起こすことは現状有り得ないためです。

現に彼らの出動した入間基地での事件ですら、敵の亜人は佐藤を含めて2人。他はほぼ一般人が銃を持っただけの犯罪者です。

大規模な銃撃戦にはなりませんでした。

狙撃にも使えるSCAR-H近距離戦闘に長けたMP5面制圧力に特化したAA-12と、彼らの装備のバリエーションは多彩な小規模任務に対応が可能なものです。


魅力

引用元:「亜人」14巻より

彼らの最大の長所は、十分な知識・訓練に基づく冷静さです。

亜人という不死身の敵が相手という一見終わりのない戦いの中、彼らは努めて亜人の無力化を狙っています。

この場合の無力化とは自由を奪うことであり、麻酔ダートによって昏睡させた後に拘束衣で身柄を確保するというものです。

敵からの銃撃に応戦しつつ、麻酔ダートの射程距離まで接近を試みます。

敵がIBMを出現させた際も一切動揺しませんでした。

目の前で接敵した隊員は、敵亜人に対する攻撃が不可能と分かると、次善策の天井スプリンクラーの配水管を狙います。それも射線が通っていないことが分かる絶望的な状況でも狼狽えません。

IBMが面前の隊員を攻撃しようと腕を振り上げた瞬間、後ろに控えている隊員が素早く援護に入り、フルオート散弾の面制圧力を以てしてIBMを押し戻します。

そして配管下に出させることで放水による無力化を成し遂げます。

その後、やけくそ気味に銃を乱射してきた敵亜人に対しても全く怯むことなく対応し、一発の麻酔ダートで制圧しました。


その後にIBMの大量発生(フラッド)が起きた際も、味方側の亜人と共に生存者を可能な限り集め避難誘導し、袋小路に追い詰められた際は非情とも取れる対抗をします。

引用元:「亜人」15巻より

民間人を奥に避難させ、大量に押し寄せるIBMに対して銃撃、足止めを行います。

押し切られそうになったら味方の亜人二人を前面に縦として配置し、隊員たちがIBMの進行を押しとどめるという作戦です。

フラッドとはいえIBMの活動時間は数分程度であり、消滅までの時間を一秒でも長く確保し、民間人を保護しようとしたのです。


まとめ

非合法部隊と言えども自衛官です。民間人保護に尽力しないわけがありません。

彼らは自らの存在が公になれば犯罪者として裁かれる立場でありながら、亜人の確保のために命がけの行動をとります。

その背景には自国の民間人、日本社会を守りたいという自衛官としての崇高な使命感に支えられているのだと思います。

亜人を肉壁にするという案も、彼らの再生力に期待した苦肉の策でした。その作戦においてもIBMの腕が届く距離で、亜人とは違い再生しない生身の肉体を危険にさらして民間人の保護に全力を尽くす覚悟を持っていました。

しかし任務だけを考えている戦闘マシーンではなく、ラストでは人間味を垣間見せ、彼らも一人の人間であることが分かります。

彼らの活躍は、ぜひ本編にて確認してください。

去り際すら格好よく、あくまで裏方の人間がやむなく表舞台に出たのみであり、最後の最後まで彼らの正体はわかりません。

男なら確実にしびれるかっこよさです。

いや、女も関係なくしびれるでしょうね。

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