本記事では一般の生活をしていると全く馴染みがないであろう、自衛隊の教育隊での生活をタイムスケジュール順にご紹介します。
本記事がおすすめの方
- これから自衛隊に入る方
- 自衛官を目指している方
- 自衛隊の生活に興味のある方
自衛隊に入隊すると、必ず教育隊と呼ばれる専門の部隊にて自衛官となるための基礎的な教育を受けます(前期教育の期間のみ)。
教育期間は前期と後期に分かれ、それぞれ3ヶ月実施されます。
前期は教育隊のある駐屯地に配属され、自衛官になるための基礎中の基礎についてみっちりと仕込まれます。
後期は配属される職種に応じて部隊配属となり、実務をこなしながら訓練を受けます。
本記事は前期教育での体験談を1日のスケジュールに落とし込んで解説いたします。
【注意】
- 細かい部分は教育隊や班長の方針により差異があります。
- 私が教育隊にいたのは2010年のことなので、今とは異なる部分もあるかもしれません。
起床
自衛官の平日の起床時間は、0600(マルロクマルマル 6時のこと)です。
これは新米でも古参でも、営内に暮らしている以上変わりはありません。
起床ラッパの音で毎日規則正しく起床します。
起床後は点呼を行い、班員に異常がないかを毎日チェックします。
しかし、教育隊においては起床後の動きが部隊配属後とは全く異なります。
ラッパの音と同時に飛び起き、ベッドを簡単に整え、戦闘服に着替え、舎前(宿舎の前の広場)にて整列点呼を行います。
起床と同時にエンジン全開の動きが要求され、顔を洗ったり、寝ぼけている暇も与えられません。
上の画像は起床後1分も立っていないタイミングのものだと思われます。
舎前に集合するまで班長達の怒声が響き続け、急ごうと走れば怒られ、ちんたら歩いていると怒られます。
そして集合したら点呼を取られ、異常の有無を確認されます。
が、もし集合時間に少しでも遅れていれば、反省が行われます。
通常、「反省=腕立て伏せ」であり、遅れた分数×20~30回程度の腕立てを食らいます。
(まれに班長の気分で回数が変わったり、駆け足になったりしましたが)
つまり、2分遅れれば40~60回の腕立てを朝っぱらから行う必要があります。
大抵は遅れても1分程度なので、まったく無理な回数をやらされることは少なかったです。
さらに、だんだんと起床ラッパの数分前に自然と目が覚めるようになるため、それほど苦も無く起床後の行動に移れるようになりました。
起床後点呼~身支度
点呼後は部屋に戻り、ベッドの整頓、身支度の時間となります。
ベッドメイクについては、ご存知の方も多いでしょうが、非常に厳しく作業要領が定められています。
畳まれた毛布の端面は、バームクーヘンの切断面のように平らである必要があったり、ベッドシーツの付け方も折り目の角度からシーツの張りまですべて決められています。
最初は一人でこなすことは出来ないため、2段ベッドの上下の人で協力するのですが、それでもまったく決められた通りにできませんでした。
そして、班長に不備が見つかれば良くて腕立て、悪くすると自衛隊名物の台風が発生します。
ベッドメイクと前後して身支度も整えます。
朝食
各班(同居室のメンバー)ごとに列を組み、取締(班員のトップ)の指示に従い、食堂へ向かいます。
移動中も列を組み、雑談などはせずに呼称に合わせて歩きます。
食堂で並び、食事を受け取ります。
ご飯は盛り放題で、机にはニンニクの醤油漬けやふりかけがあったので、たくさん美味しく食べられました。
が、時間に余裕はないので、基本的にみんな素早く食べていました。
それでも課業前に少しはリラックスできる貴重な時間です。
班員全員が食べ終わってからみんなで居室に戻ります。
食べるのが遅い人も大丈夫、だんだんと早くなります。
課業準備
課業開始の0800に対して、食事まで済ませてもまだ0700ごろですので時間に余裕がある、ように感じますがそんなことは一切ありません。
洗面やトイレなどの身支度、訓練の準備、部屋の整理整頓に加えて、「間稽古」と呼ばれる課業前のイベントがあります。
これは課業開始の10.20分前に始まるのですが、民間企業での始業前のラジオ体操のようなものと思ってください。
大抵は駆け足を行ったり自衛隊体操という運動を行います。
身体を温めるのにはちょうど良い反面、ただでさえ時間のない教育隊での生活では嫌で嫌で仕方なくなると思います。
大体どの部隊でも間稽古をもじって、「魔稽古」と呼ぶ習慣がありました。
午前の課業
自衛隊の課業には大きく「座学」と「実技」に分かれます。
座学は自衛隊を取り巻く法律や自衛官として必要な知識の勉強など、文字通り教室で教官から指導を受けます。
実技は、いわゆる訓練を行うものだという認識でOKです。
戦闘訓練の他にも、教育の初期の頃は基本教練と言われる「気をつけ」や「敬礼」などの練習もします。
個人的には午前中は座学の方が好きでした。
教室で座学と言っても、学校のように優しい環境ではないのです。
誰かが居眠りなんてしようものなら、全員で反省をすることになりました。
そしてその分、必要な時間が少なくなるのです。
税金で運用されている自衛官にとって、時間を無駄にすることは一切許されていません。
そして、小難しいことを聞くのは朝一の元気が十分な時の方が集中できるのです。
また、一日の大半が実技の日もあれば、座学の日もあります。
教育隊の終盤に入ると実技は戦闘訓練の密度が上がり、座学は各職種(兵科)の将来を見据えた教育が増えたイメージです。
昼休み・昼食
昼休みと昼食は、今思えば教育隊の中で一番楽しみだった時間かもしれません。
食事は朝と同じように摂るのですが、その後は一日の中でほぼ唯一自由な時間が与えられます。
一人で好きなことをすることはできませんが、班長も昼休みをとる都合、同期だけで過ごす時間が非常に気楽に思えたのです。
食後は朝のように班員全員で表に出るのではなく、食べ終わった人から食器を返却し、同じ建物にある売店(PX)によってアイスなどを買っていました。
建物から出る際は班全員でとなりますが、かなり気楽ですし、買い物も楽しかったのを覚えています。
ただ、油断はできません。
私が体験した二つのことをご紹介します。
どちらも民間企業ではなかなか体験できないことです。
1.今から10分後に食堂前へ全員集合と命令された。
これは、かなりきつかったし、貴重な経験でした。
午前の課業後に班長が食堂まで引率してくれたのですが、そこで上記のように言われたのです。
食べ終わった者から食堂前に整列しろ、と。
ここで注意が必要なのは食事時間が10分なのではありません。
食堂前に今から10分以内に集まらなければならないのです。
つまり、食堂の列に並んで食事を受け取り、食後に食器を返却することも考えなければなりませんでした。
配膳の列を追い抜くことなど出来ませんので、いかに早く食事を終えるか考えました。
そこで私が取った行動は、すべての料理をまとめて食べることでした。
その日の献立は、確か以下のようなものでした。
- ご飯とみそ汁
- 白身魚のフライ
- コールスローサラダ
これを以下のようにして食べました。
- コールスロー入り味噌汁ぶっかけごはん(白身魚フライ乗せ)
大変まずかったのを覚えています。
まず、みそ汁によってノドゴシの良くなったお米とサラダをほぼ噛まずに飲み込みます。
サラダによって味噌汁も冷えていましたので、やけどすることなく飲めました。
味噌汁とコールスローサラダのドレッシングが混ざった液体によって、ふやけた魚のフライも非常に柔らかく飲み込みやすい代物になっています。
そうして、食事の楽しみをすべて捨て、とにかく素早く胃袋に入れることを考えた私は、晴れて班の中で一番かつ、10分以内という制限にも間に合って集合場所へ行けたのでした。
(驚くべきことに、もう一人普通に食べて間に合ったやつもいましたが)
結果、殆どの人が10分以内の制限時間を守れず、最後に来た人の時間分だけ皆で腕立て伏せをすることになりました。
間に合った私もです。
これはイジメやいやがらせの類ではなく、命令の遂行を前提とする自衛官としての心構えをさせる目的があります。
さらに、間に合った私たちも腕立てをするのは次の理由があります。
- 「全員集合」という命令を果たせなかった。
- 間に合わなかった人に対して、連帯責任により責任感を養わせるため。
こういう話を聞くと、じゃあ正解はどうすればいいんだよと思うでしょう。
今回の件についていえば、正解は恐らくありません。
あえて無理難題を吹っかけて、命令を遂行できなかった場合のことを考えさせているのだと思います。
もし有事の際に命令を果たせなければ、人の命に直結するのが自衛隊の仕事です。
命令が果たせない理由など求められていないのです。
必要なのは確実な命令の実行であり、それ以外に意味などないのです。
そういうことをこういった小さなイベントを通して、自衛隊の仕事とはどういうものなのかということを教えられます。
問題は、それに気づくのは相当後になってからということくらいでしょうか。
当時の私は「俺は辛い思いをして間に合ったのに!」という気持ちに支配されていました。
バカですね。
2.台風が発生しました
自衛隊名物の台風を経験しました。
上で述べた件とは別の日ですが、お昼ご飯を食べ、PXで買い物をして居室に戻ると、信じられない光景が広がっていました。
ベッドがひっくり返り、ロッカーの中身が消え、マットレスやシーツで芸術的な塔が出来上がっていたのです。
当然、台風のことは知っていましたが、実際に目の当たりにすると目を疑うような光景でした。
そこからは休み気分は消え去り、皆大慌てで復旧作業に入ります。
とんでもなく重たい二段ベッドを元に戻し、マットレスとシーツを片付け、消えたロッカーの中身を探します。
ロッカーの中身は、まさかの舎前にまとめられており、それらを往復して回収しました。
昼休みの残りの時間を使ってなるべく綺麗に戻し午後の課業になんとか間に合わせることができました。
台風の原因はおそらく誰かの整理整頓が出来ておらず、班長が総出でやりやがったのだと思います。
当然、台風も単なる嫌がらせではありません。
自衛隊の任務の一つである災害派遣においては、地震による対応もあります。
めちゃくちゃになった現場を復旧するという点において、ある意味効果的な訓練といえます。
また、整理整頓(自衛隊では自分の物品を掌握するといいます)ができていなければ、いざという時に迅速な行動が取れません。
どちらかといえば、それを身に染みさせることが目的なのでしょう。
次の予定がある中で台風が起これば、間に合わないことも十分にあります。
というか、大抵は間に合いません。
こういう痛い目を見るというのが教育においては短期的に身につけさせる最良の方法です。
基本的に何かの罰を受けるのは自分達の不手際によるものであり、腕立てなどの内々の反省で済んでいるうちはまだ良いのです。
実戦で大ポカをしてしまうことに比べれば。
午後の課業
そんなこんなで一日の折り返しになります。
午前の課業の際も少し触れましたが、ここで座学があると、自分の精神力を試されます。
午前にあるキツイ実技の後、ご飯を食べて満腹になった人間は、心地よい疲労感から眠気を覚えます。
しかも、小難しい話というのは眠気を加速させる効果もあり、何人かはコックリコックリと船を漕ぐことになります。
学校ではせいぜい注意されるだけで済みますが、ここは自衛隊。
さすがに殴られることはありませんでしたが、教官の怒鳴り声と机をブン殴る大きな音で目覚めさせられ、そのまま反省が始まります。
「よーし、みんな眠たいみたいだな! 眠気覚ましに走るかぁ!」
そう言われてから駆け足に移行することも珍しくありません。
そうしてさらにヘトヘトになった後で座学の再開です。
完璧な悪循環ですね。
先にも述べましたが、自衛官が得る給料をはじめ、知識、技能というのは、税金を元にしています。
つまり、無駄にすることは一切許されないのです。
しかし、分かっていても眠たくなるのが人間というもの。
それならば、眠るメリットよりデメリットの方を体に染み込ませれば眠らなくなるのも、また動物である人間の性です。
それを叩き込むのが自衛隊の教育です。
夕食・お風呂
一日の課業が終わると夕食と入浴になります。
1700が定時ですので、そこからは訓練から離れられます。
しかし、この時も規律ある行動を求められ、プラプラとすることはできません。
班員全員で行動し、脱衣所でも脱いだ服は綺麗に畳んで順番通りに棚に入れます。
ちなみに、脱いだ服を順番通りに入れる理由は、万が一有事が起こり停電になった場合でも迷わず準備ができるようにするためです。
ここでも備えているんですね。
流石に雑談を禁じられるなどの厳しすぎる制限はないため、入浴はそれなりに憩いの時間でした。
班長が一緒に入ることもありましたが、ここでは怒られることはまずありませんでした。
あと、関係ないですがレンジャーの人の裸を見ると驚きますよ。
まるでギリシャの彫刻のように鍛え上げられた身体をしており、恥ずかしながら見惚れてしまいました。
自由時間(一応)
民間企業であれば、仕事が終われば自分の時間。
好きなことをすることが許されますが、教育隊ではやることが山積みです。
平日の外出は基本的に認められません。
自衛隊は高い自己完結性を求められる組織であり、明日の準備はもちろん、洗濯掃除とやることは尽きません。
しかも、その完成度は非常に高いものが求められます。
これもいつ来るか分からない有事に備えるという点において非常に重要なことです。
特に時間を使ったのがアイロンがけ(プレスと言います)と靴磨きです。
ご存知の方も多いでしょうが、この二つは自衛隊では非常に厳しく行われます。
カミソリのように鋭く折り目のついた戦闘服と、鏡のように磨き上げられた半長靴を作り上げます。
半長靴を鏡にしてプレスした戦闘服で髭を剃れるくらいにやれと言われるほどです。
これがまた時間のかかる作業で、自由時間の大半の時間を使いました。
(雑談しながらしてもよかったので、まあ憩いの時間でもありました)
当然これらも、しっかりできていなければ腕立てや台風に繋がります。
なので、自由にそれらに時間を使っていました。
ちなみに、後期教育ではここまではせず、大体みんな最初から折り目のついた戦闘服を自腹で買って使用します。
ただし、PXで売っているので購入は可能ですが、前期教育でそれを使うと、とんでもなく叱られるので注意が必要です。
質感が少し違うので、班長にはバレてしまいます。
ここまでするのは物品愛護の精神を養うためであり、自分や民間人の命を救うための装備を丁寧に使うことを染み付かせるためです。
それでも正直やりすぎだとは思いますが、やらなすぎよりはずっと良いはずです。
(迷彩服に施されている対IR加工はアイロンで痛むので、実は害もあります)
一応、娯楽室というテレビやボードゲームなどのある部屋もありますが、使う余裕があるのは休日や、生活に慣れてきた教育終盤になってからですね。
別に使っても良いのですが、最初のうちは物理的に時間が足りないので、お世話になることはあまり無いかと思います。
就寝前点呼
消灯時間が2200の自衛隊では、その少し前に朝と同様に点呼が行われます。
基本的には舎前で集まり、区隊長から訓示をもらったり、班長から翌日の予定を伝達されます。
スケジュール自体は取締係によって営内のボードに書かれていますが、改めて説明がされます。
それが終わると、ようやく一日の終わりとなります。
ですが、もし日中に何かしらの不手際があると腕立てが始まることがあるので気を抜きすぎない方がいいですね。
就寝
消灯前に部屋の電気を消し、みんなでベッドに入ります。
この際に、翌朝のベッドメイクが楽になるからと布団に入らないと、班長に布団をひっくり返されるので素直に寝床に入りましょう。
消灯ラッパが鳴った後は一切の私語などは厳禁です。
何度もお話しした通り、自衛官の時間は全て税金によるものです。
就寝時間は寝るのが仕事です。
スマホを弄ろうものなら営内の全員が叩き起こされ、一斉に腕立てとなりますので絶対にしないでください。
疲れに身を任せ、大人しく眠りましょう。
それが明日の生活への活力になります。
恐らく疲れ切っていてあっという間に眠ってしまうはずです。
終わりに
以上、一日の中でどのような状況が発生するのか、簡単にですがまとめした。
各項目においての詳細は別記事にて、それぞれ記載させていただきます。
自由な学生や社会人から、自衛隊という全く異なる世界に入るため、教育隊での生活は慣れるまでは本当に辛いと思います。
私の先輩にレンジャーMOSを持った方がいたのですが、感覚的にはレンジャーより教育隊の方がつらかったと言っているほどでした。
(これは価値観のギャップによるものだと思います。どう考えてもレンジャーの方が厳しいです。)
それでも、慣れてくると演習で山から帰ってきた際に、居室で一息つきながら「ようやく帰ってこれた」と思える程度には愛着のある場所になります。
さらに。後期教育においては、前期ほど生活態度に対する締めつけは無くなり、自由時間がかなり増えます。
配属された部隊(というより、同室の班付きの方針が大きいですが)により、程度の差はあれど、前期教育のような厳しい生活ではありません。
反省の腕立てなども、めっきり無くなります。
(後期教育についてはガッツリと専門的な訓練となるため、守秘義務的な観点から詳細は控えさせていただきます。)
教育隊での生活は非常に厳しいと感じるでしょうが、決して耐えることが出来ないようなものではなく、すべての厳しさに理由があります。
反省の腕立てや駆け足は、そもそも体力錬成の一環にもなり、全く無駄になることはありません。
後期で部隊配属後に前記のような厳しさが無くなるのも、前期で十分に教育したという自衛隊の教育方針および、教育を修了した新隊員のレベルアップに伴う結果です。
今後自衛隊に入る予定の方の参考になれば幸いです。
コメント
青野原駐屯地 教育隊・・・・
久しぶりにみました。
小銃が64式から89式に変わっている以外は、教育隊の建物も配置もまるっきり一緒。
ベット下にある衣装ケースは昔はニトリで売っているような透明でしたが、今はOD色になっているのですね。びっくりしました。ロッカーの位置がベットの横に変わっていますね。
コメントありがとうございます!
私は大津駐屯地で教育を受けたのですが、どこの隊舎も似たような構成になりますよね。
私の頃も新隊員は64式でした。脚がグラグラの…。
衣装ケースは私の時も透明の箱でした。
自衛隊も細々と進化しているんだなぁと思います。
自分は、1993年に弘前駐屯地の教育隊に入りましたけど
今思い出すと昔の自衛隊て、喫煙にうるさく無かったせいか
教育隊でも灰皿が部屋の前に置いて有ったんですよね。
休憩時間に新隊員たちが灰皿を部屋に持ち込んでタバコを吸ってましたね
しかも全員未成年になのに、それでも班長、班付たちは全く文句を言わなかったな
唯一怒られたのが、吸い殻収集缶のボヤ騒ぎぐらい
コメントありがとうございます。
私は10年以上前でしたが、当時は煙缶が隊舎の外階段の踊り場に設置してありました。
喫煙者はよく休憩時間に班長と連れ立ってタバコを吸いに行っていましたね。
訓練中と煙缶を持って行く係が決められていました。
今は禁煙の流れも強く、駐屯地内も喫煙者に対する当たりが強かったりするのでしょうね。