人間には抗いようのない異次元ホラー要素を持つインターネットミームの一つであるThe BackRoomsというコンテンツ。
いわゆる、クリーピーパスタの一種です。
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関連情報は下記になります。
本記事では、
絶望的な環境と言えるThe BackRoomsに侵入する方法と侵入してしまった場合の対処法について解説します。
なお、情報は公式?Wikiからまとめていますので、興味のある方は是非Wikiをご覧ください。
英語ですが、ブラウザの翻訳機能でも十分理解できると思います。
ちなみにThe BackRoomsというコンテンツはSCP財団同様に完全に公式で正解という設定は存在しないということを念頭に記事をご覧ください。
○○という説がある、○○とされている、など
詳細不明なのを逆手にさまざまなヘッドカノンが投稿されています。
その中で面白いものは採用され、つまらないものは削除されていくのもSCPと同じですね。
(上記Wikiのフォーラムには削除を不服とした書き込みも散見されました)
ご意見ご感想は Twitter:@tanshilog まで頂けますとうれしいです。
侵入方法
The BackRoomsに侵入するための前提として、
noclip(ノークリップ)になる必要があるとされています。
いわゆる透過モードのような状態を指すようで、現実から抜け落ちる状態のことです。
The BackRoomsに侵入する再現性のある方法は見つかっていませんが、ある程度の法則は示されています。
もちろん、適切な準備なしにThe BackRoomsへの侵入を試みることはお勧めされていません。
以下に進入してしまう法則の目安を記載します。
いつもより暗いところ
例えば道を歩いている時に、やけに暗く感じる場所を見たことはありませんか?
太陽光が遮られたまたま影が差しているだけのことがほとんどでしょうが、もしかしたら不自然に暗く見える場所は、現実性が薄くなりnoclipになりやすい状態かもしれません。
立ち入った瞬間に足を踏み外すことがあれば、The BackRoomsに抜け落ちてしまいます。
以前まで無かったはずの扉
例えば学校や会社の中を移動しているときに、
「こんな場所に扉なんてあったっけ?」
と思うことがあればご注意ください。
大抵は自分が知らなかっただけだったり新たに増設されているだけなのでしょうが、
日常的に使用している範囲で知らない扉が有れば、
それはThe BackRoomsへの入口になっているかもしれません。
そして、
その扉は現実世界への出口には決してならないのです。
不快感のあるエリア
例えば道を通りかかった際に、妙な違和感を覚えることはありませんか?
言葉にできないけれど、なんか嫌だ。
そんな第六感的な根拠のない感覚があれば注意してください。
大半は気のせいでしょうが、
The BackRoomsとの接続によって我々の現実とは異なる現実が流入したことによる違和感かもしれません。
嫌な予感や違和感があるのであれば、不用意に近付かないのが吉です。
侵入後の心得
不運にも、あるいは奇天烈にも望んでThe BackRoomsに落ちてしまったのならば、まず初めにすべきことがあります。
それはパニックを抑え、落ち着くことです。
混乱は脳の機能を著しく低下させ、周囲の状況を見誤り、ただでさえ迷いやすいThe BackRoomsで道に迷ってしまいます。
さらに厄介なことは、The BackRoomsには迷い込んだ人間以外の存在が多数生息しているとされています。
パニックを起こした人間は総じてやかましく、敵対的な存在に自信の位置を知らせてしまうことになるでしょう。
そして落ち着きを取り戻した次にすべきなのは、
家に帰るという望みを捨てることです。
The BackRoomsから生還する方法は見つかっておらず、脱出のために動き回るのは徒労に終わる可能性が高いです。
自分の持つエネルギーを無駄に使うことなく、生存のためにリソースを割いてください。
The BackRoomsで役立つ装備
The BackRoomsでも大抵のエリアでは、現実世界と同じ物理法則に基づいています。
つまり、さまざまな道具は現実世界と同様に使用可能で、それは持ち込んだものも例外ではありません。
以下にて役立つアイテムとされているものをいくつかご紹介します。
The BackRoomsへの意図せぬ侵入に備えて、日頃から持ち歩くと防災の意味も含めて有益かもしれません。
ファーストエイドキット
いわゆる救急セットですね。
小さな切り傷であっても、部位によっては動きを大きく制限されますし、高ストレス下に置いて貴重な判断力の妨げになります。
止血材や傷薬、内服薬を準備しましょう。
言うまでもなく日常的に使用している薬などは通常の防災の観点からしても非常に有効です。
リュックなどのカバン
人間が持ち運べる物の量は両手に掴める分が基本で、あとはせいぜいポケットに収まる分くらいでしょう。
さらに、自身が所持している物品の他にもThe BackRooms内で有効なアイテムが手に入ることがあります。
それらを安定して持ち運ぶためにはリュックサックなどのカバンが必要になります。
また、The BackRoomsでは空間どころか時間も安定しません。
仮置きした場所からふと目を逸らすだけで、そのものが消えてしまうこともあるのです。
そういった面からも必要なアイテムを常に持ち運べるカバンは必需品と言えます。
懐中電灯・フラッシュライト
The BackRoomsでは光源のない暗所が存在します。
足場が見えないなどの一般的な危険性もありますが、暗闇に出現する異常存在もいるようです。
包括的に安全性を高めるために、ライトの類が必要になってきます。
なお、日常生活においてもライトというのは護身に非常に役に立つと思っています。
下記の記事にて解説していますので、お時間があればご覧ください。
水分・食糧
The BackRooms内にも栄養を取れる飲食物が存在しています。
しかし、それを得るのは現実世界ほど簡単ではありません。
生存に必要な物資を集めるまでの時間を確保するために、水や食べ物を持参する必要があります。
特に水は不足すると1日でも相当辛い経験をすることになります。
日常的に水筒を持ち歩くことは健康上でも有効だと思います。
食料についても、できれば長期的に保存でき、調理を必要としない携行糧食がおすすめです。
これらは現実世界においても防災面で非常に重要な物資です。
普段の生活での防災意識を高めるために、どんな非常食が美味しいか調べるのもいいかもしれません。
なお、こちらの「えいようかん」は私イチオシの非常食です。
羊羹が嫌いでなければ絶対に気にいると思います。
武器
The BackRoomsには敵対的な異常実体が存在します。
基本的にはそれらに遭遇しないことが最も重要な要素なのですが、時には回避が難しいことがあるでしょう。
武器といえば日本ではなかなか手に入らないものの、銃器を想像する方も多いと思います。
しかし、圧倒的な攻撃力を持つ銃の使用は、The BackRoomsではお勧めされていません。
銃が効かないかどうかではなく、銃声によってより多くの敵対的実体が集まる可能性が高いからです。
よって銃による恩恵は少ないと考えられており、どうしても使用するなら銃声を抑えるサイレンサーの装着が推奨されています。
お勧めされている武器としては、鉈や長尺なナイフのようなある程度のリーチと叩き切る用途に使用できる刃物です。
しかし、これらは少なくとも日本では日常的に携帯することはできませんけどね。
持てるものは以下の製品くらいでしょうか。
まとめ
The BackRoomsは人気が出るとともにコンテンツの量が増えてきています。
不特定多数の人が独自に設定を考えているため、ある記載では矛盾が発生していたり、あり得ないだろうというほどの大人数がThe BackRoomsにいるとされていたりします。
しかし、The BackRoomsさまざまな意見を取り入れて成長するクリーピーパスタであるならば、
逆にいえば我々読者側も自分が気に入った設定だけを認めていけばいいのです。
気に入らないからと言って排他的な言動をしなければ健全な楽しみ方と言えるでしょう。
これからもThe BackRoomsの解説記事を続けていこうと思っています。
まずは膨大な量のあるWikiを読んでいかなきゃ…。
こういう設定集みたいなの大好きなので楽しいんですけどね。
ご意見ご感想は Twitter:@tanshilog まで頂けますとうれしいです。
コメント
今日階段を降りてたら急に落ちる感覚がおそってきたんですよね。
もしかしたらもうすぐでバックルームに落ちてたかも……
案外、我々が知らないだけで正常な世界からの落とし穴というのはそこらじゅうに存在しているのかもしれませんよね。
そして、その穴に落ちてしまった人の声は届かなくなり、みんなに知られることがないだけなのかもしれません。
記事を読んでいただきありがとうございました。
また、コメントも頂けましてとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。