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【考察】Vtuberは何が面白いのか【ホロライブ/にじさんじ】

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映画・ゲーム・書籍・アニメ・動画
引用元:ホロライブプロダクション
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遅ればせながらVtuber(ホロライブ、にじさんじ)にハマりつつあります。

Vtuberの存在を知った頃は、キャラクターに声を当ててなりきりを楽しんでいるだけのものだと思っていました。

もっと言えば

可愛い女や格好いい男のなりきりで声を当てて、それを視聴者が囲ってチヤホヤしている界隈だと。

正直、痛々しい趣味程度に考えてたほどです。


いやー、食わず嫌いは良くありませんね。

かつての私をぶん殴って無理矢理にでも視聴させたいです。


この記事では、何故Vtuberが面白く、かつ愛されるのか。

キャラのなりきりと何が違うのかについて考察します。


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そもそも認識が間違っていた

引用元:ホロライブプロダクション


よく知らずに否定的な意見を持っていた愚かな私は、当初このように考えていました。


「あらかじめ用意されたキャラクターに声を当ててゴッコ遊びをしているだけ」

「可愛いキャラクターのなりきり」

「声優の真似事」

「声豚の巣窟」


たしかに、それぞれのVtuberたちにキャラクター性は設定されています。


しかし、それはあくまで基礎的なものです。


アニメキャラクターのように、一から十までキャラクターなのか細かく設計されていたわけではありませんでした。


新しい存在として生まれる

「こんなキャラ」程度のフワッとした前提をもとに、中の人が独自の解釈で配信活動をしています。


というか、中の人の性格や趣味嗜好、経験などにより予測不可能なキャラクター性を発揮していきます。


知れば知るほど初期の印象とは大きく変わっていくのが魅力の一つです。


Vtuberのキャラクター性は作りかけの存在であり、アニメのキャラクターのよう明確な答えのある存在ではないのです。


リスナーと作り上げる存在

上記の通り、Vtuberのキャラクター性は未完成のものです。


また、中の人の趣味嗜好や人間性が反映されるとは言え、

リスナーのコメントをもとに新たな要素が引き出されるのも特徴の一つです。


例えば、にじさんじで人気の月ノ美兎は、委員長キャラとして産まれました。

引用元:にじさんじ


しかし、初回配信においてリスナーからの


ムカデ人間って知ってる?」


というゴミみたいなコメントが新たなキャラクター性を生み出すきっかけとなっています。


真面目で清楚な委員長キャラのはずが、あの悪趣味極まる映画を知っており、

さらにその内容を嬉々として解説しだすというギャップを生み出しました。


そして、そのキャラをリスナーの受け入れられた中の人は、

さらにトリッキーな体験談や嗜好を表面化することができました。


結果、サブカルクソムカデというやたらと語感のいい渾名をつけられることになり、

しかもそれが中の人の特性とマッチしたことで新たなキャラクター性を作り出すことになるのです。


声優との違い

声優さんは、その卓越した技能により数多のキャラクターに声を当てます。

全く異なる声を出せる人もいれば、魅力あふれる声で一点突破する人もいます。


それでも、完全に完成し切ったキャラクターの範囲から過度に逸脱することはありません。

※S田さんのようにアドリブを多発する一部例外はいますけれども…


それはそれで素敵なことで、私も学生時代はオタク趣味に傾倒し、声優の魅力に当てられ続けていました。

なにせハルヒやキョンと同じ年代でしたし。


反面、すでにあるキャラ設定から逃れることはできませんし、乖離してはいけないのです。


しかしVtuberはそうではありません。


答えがないという制約が無限の可能性を秘めており、その結果が独自のキャラクター性を生み出しているのです。


引用元:ホロライブプロダクション

例えば、海賊に憧れる17歳という設定の宝鍾マリン(ホロライブ)が

巧みな話術でセンシティブなワードを面白おかしく話す三十路になるなんて誰が想像できたでしょうか。


なぜ嫌いな人がいるのか。

Vtuberが嫌いな人の意見を見てみると、

キャラクターになりきって声を当てているというのが好まない(気色悪い)という意見がありました。


何を隠そう私も最初はそう思っていたくらいです。


しかし、Vtuberも現実のタレントも視聴者向けにキャラクターを作るのは変わりません。

もっと言えば、我々一般人も家族に見せる顔と知人や友人に見せる顔は違います。


とはいえ、どんな物事も好きな人もいれば嫌いな人もいます。


私の大嫌いなピーマンですら好んで食べる人がいるのです。


私は餓死しそうにならない限りはピーマンを食べるつもりはありませんが、

だからと言ってピーマン好きに悪口を言うこともしませんし、

ピーマン農家にいちゃもんをつけることもしません。


嫌いならそれに近づかなければいいのです。


みんなそれぞれが好きなことに熱中するのが正解だと思います。


まとめ

いわゆる萌え業界というのは先入観から間違った目で見られがちな界隈です。


かつてはオタクとして生きてきた私ですら、当初はVtuberを取りつきにくい世界だと思っていました。


しかし実態としては単なる食わず嫌いであり、魅力に気づいてからというもののVtuberにハマり通しです。

何しろ、それぞれの配信がされるたびに上記の面白さが作り出され続けるのです。


残念ながら様々な事情で引退してしまう方たちもいますが、

消える速度より増える速度のほうが圧倒的に早いのです。


根本的に飽きてしまわない限りは長く楽しめるコンテンツだと思います。

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