殺さない殺し屋のキャッチコピーで有名な大人気コミック
ザ・ファブル
その主人公である「佐藤明」が主に行う
顎を突き出して変顔をしながらオデコをトントンと指で叩く
独特な儀式について解説します。
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どんなやつ?
佐藤明は凄腕の殺し屋であり、仕事に必要な様々な技術に精通した超人的人物でもあります。
そんな彼が、状況の変化や気分の変換のために行うのが
これです。
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なんのため?
頭のスイッチを切り替えて、状況に合わせた行動に特化するためです。
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明は様々な技術や知識を持っており、日常的にそれらを使いこなして生活しています。
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しかし、本気で事に当たるためには、この儀式を通じて頭のスイッチを切替え、より一層集中して行動するのです。
なぜオデコをトントンするの?
明は顔中の筋肉に力を入れ、それを脱力する動作でスイッチの切り替えを行っています。
しかし、オデコに関してはうまく力を入れることが出来ない(というか筋肉がない)ので、指で刺激を与えることで代用しています。
今でこそ明はこの動作を確立していますが、それまでは色々な方法でスイッチの切り替えを試していたようです。
結果、この方法がいちばん効果的で、以来儀式的に行っているのです。
つまり何?
明なりの仕事前の儀式です。
気持ちの切り替えをするという点においては、元旦に神社に参拝するのと同じようなものです。
ちょっとした考察
ちなみに自閉症患者の中には、何かをする前に特定の動作を行わなければ気が済まない性質を持つ人がいるそうです。
作中で明は「サヴァン症候群」の類ではないかと推察されています。
このサヴァン症候群は自閉症を持つ人に現れることのある特性であり、このオデコトントンもそれを表す描写なのかもしれませんね。
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