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【転職支援サービス利用のススメ】追い詰められた時に注意したい思考パターン【認知バイアス】

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人生において冷静さを失ったり追い詰められる状況というのは、

残念ながら珍しいことではありません。

そういう時はしばしば何かしらの判断が必要となります。

そして、


その判断結果が後に大きく影響を及ぼすことは想像に難くありませんよね。


例えばあなたがブラック企業にいて転職したいと考えている場合、

二分法の誤謬という認知バイアスが働きやすい状況です。

ちなみに私も転職する際にこのバイアスがゴリゴリに働いていたのですが、

当時は全く自覚はありませんでした。

本記事では私の経験も踏まえ、転職をテーマにして二分法の誤謬についてお話しします。

この記事はこんな方向けです

  • 今の職場が辛い人
  • 漠然と転職を考えている人


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二分法の誤謬とは


認知バイアスの中でも精神的に追い詰められた時に起こり易いバイアスになります。


簡単に言えば、


実際の状況に関わらず、選択肢とその結果が限られていると思い込んでしまうバイアスです。


以下のようなケースで発生します。

自分で陥るケース

これは私の体験談でもあるのですが、

ブラック企業に勤めていた際に以下のような考えをずっとしていました。


  1. 転職をして今より楽になるか、
  2. このまま働き続けて辛い目に遭い続けるか


頭の中の選択肢と結果が限定されていたのです。


しかし、実際の選択肢と結果の組み合わせは以下の4パターンになります。

  1. 仕事を続けて、辛い目に遭う
  2. 仕事を続けて、楽になる
  3. 転職して、楽になる
  4. 転職して、辛い目に遭う


転職をしたからと言って、必ず今より良い環境になるとは限りません。

良くなる面もあれば、悪くなる面があってもおかしくないのです。


また、今は辛いことでも、経験を積めばそれほど辛いばかりではなくなるかもしれません。

子供と大人で辛いことの基準が違うように、

若手と中堅、ベテランでは経験値の違いから受け取り方も変わるでしょう。

とはいえ、それなりにブラックな環境(0600から2400まで仕事して寝て起きて会社に行く)にいた私は、


転職して楽になるという選択肢と結果を選んだのです。


総合的に見れば転職によって少しはまともな会社に勤められるようになりましたが、

だからといって楽になったわけではなく、

むしろ前職の方が優れている面も多々見受けられました。


私の転職は知人の紹介(ほとんどコネです)で行いました。

当時は今より悪い環境になるはずがない、

他の会社はもっとまともなはずだと


根拠なく確信していました。


知人に紹介された今の会社も、

とある大手企業の子会社で

それなりの規模を誇るのでまともな会社だろうと思い

転職エージェントなどを使用せずに

面接を受けて採用されました。

今思えば、転職サービスは利用しておくべきでした。

転職サービスで相談すれば、

現在の自分の状況は客観的に見てどうなのか相談でき、

求人を出している会社の評判も聞くことができます。

理想を言えば、その会社の社員やOBの意見を知ることができると強いと思います。


私の場合はというと、こんなはずじゃなかったという転職結果です。


それでも多少は労働環境は良くなったので、

転職業界全体で見れば転職を成功させている方なのでしょう。

しかし、このバイアスにかかっていることを自覚でき、

一歩止まり冷静に状況を見極めることができれば、


今よりももっといい環境にいられたのかもしれないと思うと残念でなりません。


みなさんは、ぜひこの二分法の誤謬というバイアスにお気を付けください。


他者に陥れられるケース

例えばオレオレ詐欺を始めとした特殊詐欺では、

他者から意図的にこのバイアスを仕掛けられます。

被害者の子供を騙ることで当事者意識を発生させます。

そして、お金を払わないと法的措置を取られると言い、心理的な圧力をかけます。

最後に今すぐに行動させることで冷静な判断力を奪います。

その結果、以下の二択に選択肢を制限されます。

  1. お金を払って解決するか、
  2. お金を払わず息子を犯罪者にするか


実際には、

事実関係を確認するだとか、

他人に相談するなどの選択肢があるのですが、

そこに思い至らなくさせるように被害者を追い詰めるのです。


今ではオレオレ詐欺も周知され引っ掛かる人も少ないでしょうが、

もっと身近な例で言えば、

高圧的な上司もこれを行います。

無意識なのか意識的なのかは分かりませんが、

部下を恫喝することで、自分のさせたいことを強制します。

それが一般的に納得できることかどうかは関係ありません


恫喝された部下は、

指示に従って怒られないようにするか、

逆らって怒られるかという選択肢に制限されます。


本質的な目的を見失って行う業務は、

必ずしも成果を上げるものではありませんし、

いくら上司とは言え無茶な指示を出していいわけではありません。

しかし、このバイアスにかかっている時は、そんな考えは頭から抜け落ちているのです。


まとめ

バイアスというのは人間に備わった機能ですので、無くすことは容易ではありません。

しかし、


バイアスを認識し、さらに考え直し、思考の精度を上げることは可能です。


上述しました通り、

転職を考えている際には、

この考え直しに転職支援サービスというのは非常に有効です。

第三者、それもプロの意見というのはとても参考になりますし、

お金の絡むビジネスですので提供される情報の具体性も高いです。


なお、本記事で取り上げた二分法の誤謬については以下の書籍を資料とさせていただいています。

認知バイアスについて、非常にわかりやすく簡潔に学ぶことができますのでおすすめです。


ぜひみなさんの参考になれますと幸いです。


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